アデノイド除去手術を受けた!・・そして入院生活 [グレーゾーン?知的障害?の息子ジロウ エピソード5]

こんにちは。苦労いっぱい楽しみたくさんアラ50おばちゃん肝っ玉ふーちゃんです。

前回は睡眠時無呼吸症候群の原因がアデノイド肥大のため、切除手術をすることを決意したこと、をお話しました。

今回はその手術と、入院生活の感動エピソードについてお話します。

手術のため 入院

入院前、お友達からのプレゼント

「ジロウがんばってね」「手術をしたら、すっごく良くなるね」と女の子の友達から手紙と、メルちゃんのお友達の男の子バージョンをプレゼントしてもらった。

ジロウの名前をもじってジロー男(オ)くんというような、スゴイ名前をつけた。

ジロウはとても気に入って「ジロー男くんとなら、がんばれる!」とやる気を出した。

これは本当にありがたいプレゼントでした。一緒に入院してくれる頼もしい仲間になってくれました。

ジロー男くん、手術室にまで連れて行かれることなるとは思っていなかったでしょうね😊。

手術前の検査と説明

手術前、全身麻酔を行うにあたり、ジロウの身体の機能を調べるためのいろいろな検査を行った。

採血以外はとくに痛いこともなく、看護婦さんも優しく応援してくれて、がんばってこなした。

全身麻酔を行う前、緊張を和らげる薬を飲んで、手術室に向かうとの説明を受けた。

緊張を和らげる薬の効果は!?

ジロウ、その薬を飲んだ。

しばらくしてから、ジロウはヘラヘラしだした。

何があっても楽しくてしょうがない様子。酔っ払い状態

ジロー男くんを小脇に抱え、柵付きベッドごと、手術室に運ばれていく。

「ジロー!がんばれー!」「すぐ近くで待ってるからねー!」って旦那と一緒に、ヘラヘラジロウに笑いつつも、心配、不安もあって、いろんな感情で2人とも目がウルウルしてしまった。

まさかの両親泣き笑い、で子供を手術室へ見送り・・・

手術成功!

手術室から出てきた!

ジロウは横向きになってグーグー寝ている状態で手術室から出てきた。

唇のあいだから血が見える。

アデノイドを切ったのだから多少の出血がある。

血を飲み込んで気持ちが悪くならないよう、ガーゼを口の中に含ませたりする

少しずつ、ジロウは起きてきた。

回復に向かう

ジロウ、がんばったね!!

手術前は水しか飲んでいなかった、さぞかしお腹もすいているだろうと思う。

普段から好き嫌いせずに何でも美味しい~!って食べてくれるジロウだが、さすがに術後の食事はお粥だった。

キズの痛みは痛み止めの薬のせいか、大丈夫だと言っていたが、鼻炎のジロウはくしゃみをすると、また血がにじむ

しかし、手術後の経過は良いとのことだ。

痛々しく感じて可哀そうだが、がんばろう、ジロウ

入院生活

ジロウの部屋は4人部屋

入院が決まった時に持ち物やスケジュールについて、お話があったときに、お母さんと一緒に入院か、子供だけで入院するか、聞かれた

ジロウの近くにいたいが、うちにはサブロウもいる。サブロウは当時

ジロウに付き添うか、サブロウを両親に預けるか、ジロウにも聞いた。

年子のサブロウを可愛がる、やさしい兄ジロウは「だいじょうぶ、サブロウと居てあげて」と言うのである。

ジロウが入院する部屋は、いろんな子がいる4人部屋だった。

病気はそれぞれ 団結感はバッチリ!

面会可能な午後1時~5時までジロウに会いに行けた

本や、恐竜のおもちゃ、ブロック等を持って行って遊んだ。

先にいた3人の子供たちはジロウより先に入院していたから、病院での過ごし方等、いろいろ教えてくれた。

子どもたちの両親の方々とも仲良しになった。

また明日ね!・・・のあと

自分は5時までいたが、私より先に帰る方もいる。

「また明日ね~!」ってお母さんお父さんが帰ったあと、やっぱり子どもはちょっとの間、さびしい表情をする

寂しいのに、立派に笑顔でバイバイするのだ。

私もジロウと「また明日ね~!」をした。

病院の玄関に向かって歩く途中、携帯電話を忘れたことに気が付いてジロウの部屋に戻ったら・・・

やさしい笑顔でバイバイしたのに、みんなに気付かれないように背を向け、肩を震わせ、声があまり出ないように、泣いていた

なんて立派なんだろう

ジロウはまだ5歳。たまたま相部屋の子どもたちも5、6歳。

みんながみんな、励ましあって、涙をこらえ、楽しく過ごそう!と頑張っていたのだ

ジロウも周りの子どもたちを見て、かっこいいからちゃんと真似したんだろう、立派だった。

泣いている後ろ姿を見て、私もザンザン涙が出た。

涙を拭いて「ジロウ忘れ物しちゃったよ!」って笑って声をかけた。

ジロウも涙を拭いて「えーっ!」って。

明らかに泣いていた顔で2人で笑った

「こんどはほんとにまた明日~!!」ってまたギュー!と、ハイタッチをして帰ってきた。

さっきに増して、涙が滝のように出た。

ジロウもまた泣いているんだろうな。

おんなじ気持ちだもんね、って思った。

お伝えしたいこと

あんなに小さいのに、大人みたいに頑張ってたジロウ、そしてあの部屋の子どもたちをときどき思い出します。

一緒に寂しい時間を乗り越えた経験、いつまでも、ちょっぴりせつないけど、絶対!の絆を感じられた経験、思い出す度にウルっとします。

高校を卒業した今も、度々意見がぶつかる私とジロウ

兄弟の中でも、一番、言い合いになり、お互いに引きません

好き放題言い合って、適度なところに落ち着き、仲直りして・・・そして思い出す、あの入院中の「また明日ね!」のエピソード。ずーっと忘れられません。

家族だからこそ味わえた、せつない!けど、とびきり温かいエピソード、けんかついで😊に思い出しちゃいましょう。

あしたからもきっとがんばれます

予告

アデノイドの手術後の変化小学校入学前までのジロウの発達について。

そして入学してから、いよいよ、通常学級では苦しくなってきた?をお話します。

これは長方形の紙も折り紙のように四角に切れる、というアイテムです。

うちには今もあります。切るときの爽快感、初めて切っているところを見た人の歓声、すごーく気持ちいいです😊。

いらない紙も折り紙にして再利用できる優れもの。ぜひお試しください。

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