つまようじが太ももに刺さって、1年後に足から飛び出てきた話 ~暑い夏に寒い話~

苦労たくさん楽しみいっぱいアラ50おばちゃん肝っ玉ふーちゃんです。

梅雨も明けて夏本番!あー暑い!ということで、色んな意味で寒い話をします~。

長く生きていると、ちょっと変わった失敗談があるもので、ふーちゃんの失敗のなかでも、ギャー!とか、えー!?とかの反響が高かった「太ももにつまようじが刺さった話」のはじまりはじまり・・

今回はつまようじの話。

これからお話する事件のせいで、つまようじは恐ろしいと思っているが、使ったあとはすぐにゴミ箱へ、もしくは食べ終わったお弁当箱の中にしまう。これで安心だ。

お気に入りのつまようじをご紹介😊。

このハッカようじは、食べ終わった後の歯磨きのように食後の口の中が爽やかになる。

お弁当、ちょっと足りなかったかな?を、このハッカようじで、食事終了ー!と頭に働きかけてくれる感じ!ダイエット効果も期待できる??

お弁当を入れる保冷バッグに常に入っている。

スノーボードウェアを買いに、電車に乗って友達と待ち合わせ~

いつも通り時間にギリギリセーフ

今でこそ、時間を守って行動できるようになった私だが、若い頃は、もう本当に時間にルーズな女だった。いつだってギリギリセーフ!といった感じ。

当時18歳。私は友達とスノーボードウェアを買いに行くため、最寄りの駅から4つ目の駅で待ち合わせをした。

いつも通りお得意のギリギリ。電車の数はそれほど少なくない地域に住んでいたが、余裕をもった目標とした電車の時刻より、ギリギリ間に合う1本遅い電車になってしまった。

1月だった。外は寒いが駅まで走ったり歩いたりした私は、もう暑くで仕方ない。

改札を通ったとき、待ち合わせに間に合う、最後の電車が「○○駅行~参りまーす」のアナウンスをきいて、このタイミングだと間に合うと確信したが、念のためホームへの階段をかけ降りた

あと少しでホーム・・階段で転倒!

気が緩んだのか?私はどうしてそうなったのかわからないが、尻もちをドスっとつき転んで落ちた。

太ももからお尻にかけてを強打したが、周りに人もチラホラいたから、痛いよりも恥ずかしいが勝って、すっと起き上がり、電車に飛び乗った。

転んだ直後は恥ずかしすぎて痛がらずに済んだが、だんだんと強打したところらへんが痛くなってきた

待ち合わせ時間ちょうど! 友達と会えた!

転んだこと、友達に話して大笑い

この日はデパートの催事場で、スキー・スノボウェアの売り尽くし大セール!があったのだ。

スキーはやったことがあるが、スノボはやったことがなかった。まずは見た目から入らなきゃと思っていたから、このセールでかっこいいのが欲しかった

早く来ていた友達と、ギリギリセーフで到着の私。

会ってすぐ、階段で転んだことを話した。転んだ直後は恥ずかしかったが、電車を降りた今、現場で自分を見た人が、もう周りにいない状況になったら気持ちが切り替わって、良いネタがまたひとつ増えたって思えた。

「なにやってんの!?」「気を付けなよ」「ってか大丈夫??」って言ってくれてる間にも2人で大爆笑😊😊。

簡易的な試着室で次から次へと試着

どんなのがカッコ良くて、どんなサイズ感が良いのか、とっても難しくて、何着も試着して、友達とあーだこーだ言った。

しっかし、ズボンを履くときの足の曲げ伸ばしの痛いこと。その痛みが広い範囲から、だんだんとピンポイントに感じるようになってきたのだ。

つまようじが刺さったんだ! ギャーーーーーー!!!

ふと 思い出したこと

先日、会社の先輩たちとごはんを食べに行ったときのこと、安いことに最大の価値ある居酒屋さんだった。

イートインなのに、割りばしが紙袋に入ったタイプで、はしっこをビリっと切って、はしをだそうとしたら、ポロンとつまようじが落ちて、コートを着たままでいたそのポケットに見事に入ったのだ

それを見た先輩が「わー、入った、スゴイー」と褒めてくれたから、私は「これは何かの役にたつときがくる、ってことですね」なんて口走った、そのやりとりが頭をよぎった。

あのときのつまようじ、ポケットに入ったまんまだった・・

まさか・・

ポケットに、つまようじの持ち手部分だけが 残っていた ギャーーーー!!!

もうホラー映画だ。これが現実で起こることなのか???その日着ていたコートはまさに、その居酒屋に入った時と同じもの。

恐る恐るスノボウェアに着替えている私は、脱いだコートのポケットを確認したら・・なんとつまようじの溝のある持ち手部分だけが残っていた・・

ピンポイントの痛みの正体は、つまようじ!しかも上の溝のある部分以外は全部、私の太ももの裏に入っている?!

恐ろしくて、声も出なかった、顔が青ざめた

再度 友達に報告

:「おいおい、大変なことになっている模様!」と、まだ買うかも決めていないスノボウェア姿の2人で話しした。

友達:「ギャーーーー!!!なんてことだー!!!」

:「とにかく恐ろしいから、太ももの裏を見てくれ!!」狭い更衣室に友達も入り、ズボンを下げ、太もも裏の状態をよく見てもらった。

友達:「これかもしれない、なんかこの辺痛そう!」

たしかにそこを押したら痛かった。

とりあえずランチ!

病院に早く行けー!と言われたが・・

そのつまようじの上の溝部分以外が入ってたら5.5cmも太ももに入っている

達は「早く病院へ行ってくれ」と言うが、「今日はしっかりミッションをクリアしたい」と言って、試着したなかで、2人ともお値段と見た目のいい頃合いで気に入るものを買った。

そして痛いより空腹の辛さが勝った

空腹を満たして家に帰った 

当時、ものすごく流行っていたカプリチョーザ(大盛のパスタを複数人でシェアするタイプ)でランチ!イエーイ😊!

「とりあえず、つまようじのことは忘れよう」と友達に無理なお願いをして、高校時代の友達のことや当時の仕事のこと、気になる人(男)のこととか話して盛り上がった!

ただし、右の太ももはやっぱり痛いから椅子の座面から浮かせながら・・・(今となっては本当に笑える)

家に帰って、とりあえず父母にどーすればいいか、相談するわ」「それがいい

と会話を交わし、またね、とバイバイした。

友達には、頭の中、ほぼ90%つまようじをチラつかせる一日となってしまったこと、大いに反省した。

両親ともに撃沈・・ そして救急の時間帯に市民病院へ

本日の一部始終を両親に報告

父母は共働きだったから、まず夕方に帰ってきた母に報告した。

私は小さいころから危なっかしい子だったから、18歳になってもこんなことが起こるとは・・と、わかりやすく落胆していた

(☟ふーちゃんの小さい頃の話も載せておきます)

続いて帰ってきた父は「とにかく今日、抜いてもらって」と市民病院の救急の時間に、大げさ極まりない3人で行った

受付で問診票に記入 本当の救急の方の後回しにされる(あたりまえ)

問診票にコートに入っていたつまようじが転んだときに太ももに刺さった模様、と書いた

私たちが救急受付に到着したときは混んでいなかったが、問診票を書いたあとで、どんどん救急車が到着した。

「すみません、つまようじさん、もう少々おまちくださいね」???いろんな看護師さんが代わる代わる来た。

つまようじさん?名前で呼んでくれない。でも、こんなんで救急にいることが申し訳ない

病院の長椅子で、父母と私の3人で口を揃えて「いいんです、しょうがないです、どーぞどーぞ」と下を向いた。恥ずかしくて仕方なかった。

親不孝な出来事トップ3に入る出来事と自負している

診察 つまようじを抜いてもらった なおかつレントゲン

つまようじを抜かれた

2時間以上待った。

やっと呼ばれて、外科の先生に状況説明。「麻酔なしでピンセットで抜きます」とのことで、看護婦さん3人がかりで押さえられて、ピンセットでグリグリされ、とても痛かったけど「抜けました」とおっしゃった。

抜けたつまようじは、つまようじの丁度真ん中部分の2.5cm

私:「先っちょが出てきませんが、先っちょは、どこ行ったのかな」

先生:「あとはレントゲンで」とのこと。???

レントゲン確認 とりあえず帰宅

「レントゲン、一応とっておきましょう」先生は言った。木ってレントゲンに映るのかなあ?と思いつつ、レントゲンを撮り、先生の説明。

「うーん、異物はうつっていないですねえ」と、それでつまようじ除去と診察は終わり、帰った。

先っちょはどこへ?????

気になるから、父母に伝えたが「こけた衝撃で折れて、どっかにいったんじゃないか?」って。

そーなのかなあ、まあ、痛いのが続いたら病院に行くか・・。モヤモヤが残った

だけど、このつまようじ事件、のネタは会社の先輩や友達に評判が良かったから、みんなの笑いを誘えて良かったなあ、って思っているうちに1週間、さらに2週間と過ぎるうちに痛みはなくなって、先っちょのことも忘れた。

1年後、つまようじが・・・!!!?

刺さって、抜いた場所が痛くなってきた

事件からもうすぐ1年となって、なんだか懐かしい痛みを感じるようになった

1年を意識していたわけではなく、太もも裏の痛みから、事件を思い出すようになった。その痛みがピンポイントになってきて、かさぶたができてきた

本当に1月の去年の事件と同じ日、お風呂場でウォッシュタオルを使い、体を洗って太もも裏をこすった。

やばい、かさぶたを剥がしてしまった?」と思った瞬間に!ぴゅっ!!!何かが飛び出した

何が飛んだんだ??

まさに!刺さってから365日(ぴったり1年後)!体の外に飛び出した!!

お風呂のタイルに落ちたそれを見て、びっくり!!つまようじの先っちょ2.0cmだった!!

信じられないが、そのかさぶたは、つまようじが1年ぶりに外に出てきたくて、できたものだったのだ

っていうか、やっぱり抜ききってなかったんだこれで全部!良かったー

でも病院の先生をせめるつもりはない。だってつまようじが刺さった人の手当、とか、あんまり前例がないと思うから。

暑い夏に、色んな意味で寒い話、としましたが、皆さま、この暑さで食欲は落ちていませんか?

忙しい朝にササっと!ごはんにかけてみてはいかがでしょう😊。

ごはんの進み過ぎにご注意を😊。

あとがき と次回予告

つまようじには敏感だ。使う前後に細心の注意を払う。

その他のことにも神経質になった。フライパンの持ち手も料理の最中に、腕に当たって落ちないように向きを工夫する、とか・・・。使い途中の包丁は台の奥~のほうに置いて、ぜーったい!に!落ちないようにする!とか。

人生、なにが起きるかわからない。だけど、ポケットにつまようじをそのまま、入れておいたのは大馬鹿だった

起きてしまったからには、痛い辛いは乗り越えるしかないし、もっというならば、ネタにして笑ってもらったり、人に寄り添うための引き出しが増えた、思うしかない😊

だけど、やっぱり言いたい。つまようじには気を付けて!

そして、危険を回避するために、時間に余裕を持って行動しよう

次回は屋久島に行ってスキューバダイビングで溺れて死にそうになった話、をします!

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